計算ブリッジのメリット3選

8年前に私がルールを作ったので、もちろん計算ブリッジに愛着があるのですが、やり込めばやり込むほど計算ブリッジの良さを再確認しているので、ちょっとメタ的に計算ブリッジの良さを考えてみたいと思います。

1:入口はとても入りやすく、出口はかなり複雑

計算ブリッジを楽しむためには、四則演算ができること、トランプで遊んだことがあることくらいしか必要ないので、幼稚園生から100歳近いご年配の方までルールは理解できると思います。これは日本だけに留まらず、世界中の人に対しても同じことが言えます(計算とトランプは万国共通!)。

なので、カードを出していくという事に関しては誰でもポンポンできるので、すぐにゲームに参加することができます。

しかし、最初は小さな数を使ってカードを出していくので、必然的に数の大きなカードが残ります。しかし数の大きなカードは計算する時に、大変使いにくい。なので「上がり」を目指すのは難しくなるし、ペナルティーポイント的にも1ゲームで大きなビハインドを負う事になります。

自由自在に計算ができるようになるのが、実はこの計算ブリッジを楽しむための「必要条件」であって、「十分条件」ではないのですよね。

なので、必要条件を満たす為の練習という意味では、計算ブリッジが直接的に算数・数学力の向上に寄与することができます。

そして、ゲームに勝とうと思った場合は、その上にどれだけ思考力を巡らせられるか?がカギになります。

考えなければならない要素としては、自分と相手の手札の枚数、場に出ているカードの種類と数、自分のポジション、ゲーム数と相手とのポイント差など、とても多岐に渡ります。

計算ブリッジは「運ゲー」と言われることがありますが、決してそんなことはありません。

もちろんカード運に左右されることはありますが、5ゲームマッチにしている点と、ペナルティポイント制を採っているという点で、運よりも実力の要素が大きくなっています。

今回も、得点1点の差、ペナルティポイント1点の差で勝敗が分かれるという事が出てきており、非常にシビアなゲームだと思います。

2:ブラフの要素が少ない

計算ブリッジは、ブラフする要素が少ないという所も気に入っています。特に「教育エンターテイメント」というキーワードを掲げる以上、教育的にあまり望ましくない要素は多くは入れたくないという気持ちがあります。

計算ブリッジは、自分の手札をどう計算するか?に1番集中し、自分の手札が相手にどう見えるか?という要素はあまり大きな要素ではなく、純粋に戦略と戦略の戦いになるので、ゲームが終わった後に遺恨が残りにくいです(ここが「平和なゲーム」と呼んでいる所以です)。

ただ、自分の手札を1枚にして、相手に「今上がってもあまりうま味はないぞ」と見せつつ、実は「K(13)」が残っていたというブラフも有り得ますし、3枚残ししながらも、実はAA2だったというブラフ(?)も有り得ます。場のカードがめくられた際、嬉しそうな顔をしつつ、上がれない、みたいなブラフも有り得るでしょう(笑)

なので、ブラフはありますが、それが決定的にゲームを左右するというほどではないので、そのバランスも子供たちに勧めるにはいいなと思う部分でもあります。

3:ゲーム中は、誰もスマホを弄らない

これ、地味にすごく気に入っている部分です。

計算ブリッジには「降りる」という概念が存在しないので、第1ゲームから最終ゲームまで、常に集中し続ける必要があります(だから結構疲れます・笑)。なのでゲーム中にスマホを弄るような余裕は無く、自分の手札と場のカード、そして相手の状況に常に目を凝らす必要があります。

この「集中力の維持」という部分も計算ブリッジのメリットの1つだと思います。長時間集中力が持続できる能力というのも、勉強していくのに必要な能力でしょう。

他にもまだまだ言いたい事はあるのですが、気付かれにくいメリットとして3点挙げさせてもらいました。

本当に、やってみたら計算ブリッジの良さに気付いてもらえると思います!

子供はゲームがしたい、親は子供に勉強させたい、学校や地域としては子供の学力を全体的に伸ばしたい(しかも、なるべくコストと手間をかけず)

この全ての要素を満たすことができるのが「計算ブリッジ」だと思っています!

是非ご興味ある方はご連絡くださいませ!!

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