視覚障碍者の人と一緒に計算ブリッジがやりたい!
こないだフッと思ったんです。
「計算ブリッジ」って、ひょっとしたら視覚障碍者の人も遊ぶことができるゲームなんじゃないか?と。
簡単な計算ゲームである計算ブリッジは、カードを把握しつつ頭の中で計算してカードを出すゲームです。
なので視覚障碍者の方でもそれほど苦労することなくゲームを楽しめるんじゃないかと思いました。
あとは、トランプの数字が分かるようになれば・・・と思って探してみたら、ありました。
「点字トランプ」
価格はちょっとだけお高い1300円ほど。(しかし点字UNOは5000円くらいするので良心的ではあります)
販売してくれる所があったので早速注文してみました。届くのが楽しみ。
これを使えば、点字が読める人なら一緒にトランプゲームが楽しめるのがいいですね。
視覚障碍者の人は、耳は聞こえたり喋れたりするので他の人の出し手を耳で聞いたり、自分の数式を話して手札を出したりすることはできそう。
他の人の出し手も数式を言ってもらえば把握できるし、後何枚残っているか?も、ターンごとに言ってもらえたらそれも把握できます。
ということは、視覚障碍者の人とも無理せずに計算ブリッジで遊べて真剣勝負ができそう!
では聴覚障碍者の人はどうか?
耳が聞こえなくても視覚が大丈夫だったら、自分の手札、他人の手札を「見て」把握することはできます。
自分の数式は、小さなホワイトボードに書いて示せばOK。これは他の人も同じようにやったら式の確認もできますね。
こちらもあまり苦がなくみんなと真剣勝負できそうな気がします。
ということは、視覚障碍者、聴覚障碍者の方とも計算ブリッジは真剣勝負ができる!!これは嬉しい!!
では、この両方とも持っている「盲ろう者」の方はどうだろう?
この場合はなかなか難しそうです。
まず点字トランプの使用はマストそうです。
自分の手札、場のカードの把握は点字を触ると確認はできそう。なので、場のカードに合わせて自分の手札を場に出すことはできそうです。数式はなんとなく分かると思いますが、よりクリアに他のプレイヤーに示す方法は考えないと行けなさそうですね。
あとは、相手の手札の状況を把握するにはどうしたらいいか?
盲ろう者の方の手元に、数が書かれてる点字カードと四則演算の点字カード(そんなのあるのか?)を置いておいてもらい、他のプレイヤーは自分の手札の計算式をその点字カードを並べ替えて作ってもらい、それを盲ろう者の人が触ることで把握することでなんとか上手くできないだろうか?
他のプレイヤーが残り何枚かを示す点字カードも、盲ろう者の人の前に置いておけば何とか把握はできるような気がする。
ちょっと遊びの手間はかかるかもしれないけど、それでも大がかりな準備はしなくても良さそうな気がします。
ということで、障碍者の人とも一緒に真剣勝負ができるゲーム、それが計算ブリッジと言っても過言ではないと思います!(過言)
「インクルーシブ」が昨今の世界の潮流の1つに挙げられますが、このゲームの仕様も正にインクルーシブになっているんじゃないかと勝手に思っています!
点字トランプが手に入ったら、近所にある盲学校の人に言ってみて、一緒に計算ブリッジで遊んでみてもらうようにお願いしてみようと思いました。ワクワクしますね。
どんな人でも一緒に真剣勝負で楽しめる遊び、皆で広めていきませんか?協力者お待ちしております!