【第16回・薩摩スチューデント23アカデミー板書】
今回は生徒の部活が忙しかったので、ショートタイムでの活動になりました。
数学の質問事項が無かったので、今回もマーケティングの話。
「NOMAD(ノマド)」という言葉は、社会人、特にリモートワークができる人にとっては当たり前の言葉になってはいますが、もちろん高校生にとっては知らない単語です。
「ノマドワーカー」が流行の最先端!のような潮流もありました。しかしその一方で、先日テスラ社のElon Muskが「テスラ社のオフィスに戻って仕事をしなさい!さもなければ会社から去れ!」という衝撃的な発言をしたことが話題となっていました。
働く側としては、自分の好きな場所で働けるという事はメリットと感じるかもしれませんが、会社側としては必ずしもリモートワークは高いパフォーマンスを発揮するとは限らないということもあるかと思います。
コロナ禍が落ち着きつつある日本でも、ビジネスマンがこれからどのような働き方に収束していくのかが注目ですね。会社によってこの辺りのカラーが分かれてきそうな気がします。
話は飛んで、受験産業の話に。
実は私、和田秀樹先生が主宰されている「緑鉄受験指導ゼミナール」の卒業生なのです。
「鉄緑会」という組織は聞いたことあるかと思います。東大理ⅢのOBOG達が立ち上げた学習塾で、首都圏の進学校に通ってる高校生の大部分はここに通っていると言われています。
そこと、ちょっと名前が似ている「緑鉄受験指導ゼミナール」。ちなみに和田先生も、灘→理Ⅲと渡ってお医者様になられた方です。
私も教育業界から受験産業に身を置く1人ではありますが、少子化の現在、受験産業も今後大きく方針転換を余儀なくされてくるでしょうね。N高/S高などのオンラインで学べる高校が出てきたり、Youtubeなどの無料動画が充実してきたりすると、日本中のどこにいても学習環境は差は縮まって来ていると言えます。
では、都会と地方でどこで1番差が付くか?と言えば「高い知識とスキルを持った【人】との接触ができるかどうか?」という点にあるのだと思います。
「人は人の中で育つ」と私は考えているので、よりよい「人的環境」を選んでいくというのは、子供を持つ親としては考えた方がいいテーマでしょうし、教育業界としてはこういう価値をどうやって提供していくか?が勝負の分かれ目になるんじゃないかと思います。
そこからまた話は飛んで、読解力を付けるにはどうしたらいいか?や、STEPN(Move to Earn)、ウマ娘など話は多岐に渡りました。
まずは「知る所」から。たくさん知って、たくさん考えて、できるだけたくさんのアイデアを溢れさせて行って欲しいですね。
最後に「Specialな所を持て!」というのが、生徒の皆さんに伝えたい1番のポイントです。
自分のストロングポイントはどこなのか?他の誰にも負けない、プライドが持てるものは何なのか?を、高校生~大学生の内でよく考えて、身に付けて行く事ができたら、きっとどういう世界でも生きていけるんじゃないかなと思っています!!